めい想の森
八百津町にある「めい想の森」は木曽川国定公園内に位置する森の公園です。
入口の控えめな案内表示からは、良い意味で期待を裏切られるスポットです(笑)。
比較的整備された遊歩道があり、四季折々の散策が楽しめそうです。
園内には学習用に?様々な種類の樹木が植えられていますが...
建築用材として利用される樹木(現地の説明看板より)
1.さわら ヒノキ科
常緑高木。ひのきに比べて、材に香りがない。天井板などに使われる。
2.あすなろ ヒノキ科
常緑高木。あすなろはあす(明日)ひのきになろうという意味からだと言われる。重要な建築用材。
3.もみ マツ科
常緑高木。板材、天井板材として利用される。若い木はクリスマスツリーに使われる。
4.つが マツ科
常緑高木。建築材、パルプ材として利用される。
5.すぎ スギ科
常緑高木。重要な建築材、柱材、板材等に利用され、京都・北山のミガキ丸太、奈良・吉野のタル材が有名で多く造林されている。
6.くぬぎ ブナ科
落葉高木。土台に利用されるほか、薪やシイタケの原木として利用される。
7.くり ブナ科
落葉高木。クリの材は腐りにくく土台として良い。鉄道の枕木、シイタケの原木当に利用される。
8.ひのき ヒノキ科
常緑高木。日本で最も優良な用材。木曽のひのきが有名、重要な造林木である。
9.こなら ブナ科
落葉高木。土台として利用されるほか、薪やシイタケの原木として利用される。
10.くろまつ マツ科
常緑高木。くろまつは幹が黒いためである。建築材、パルプ材としてりようされる。
11.あかまつ マツ科
常緑高木。あかまつは幹が赤いためである。材質はくろまつより良い。くろまつとの間に自然に合いの子ができる。
12.ひめこまつ マツ科
常緑高木。五葉松で女性的な感がある。建築用、器具用等に利用される。
13.からまつ マツ科
落葉高木。落葉松ともいい、日当たりのよいところで生育する。建築用のほか、土木用材として利用される。
家具・器具に利用される樹木(現地の説明看板より)
48.くわ(やまぐわ) クワ科
落葉高木。葉はカイコの資料として重要なもの。材は優良で床柱、和洋家具、火鉢、漆器木地、楽器、彫刻など一般に高級装飾品用に用いる。
49.おにぐるみ クルミ科
落葉高木。材は狂いが少なく折れにくく加工し易い。洋風建築、器具類、彫刻、機械材などに使用される。
50.いちい イチイ科
常緑高木。材は赤く木目は細かく美しい。良質な鉛筆材、彫刻に使用され飛騨高山の一位一刀彫が有名である。
51.えんじゅ マメ科
落葉高木。材は床柱、茶だな、家具、楽器、額縁、その他器具、彫刻に使用される。
52.みずめ(あずさ) カバノキ科
落葉高木。樹皮をはぐとサルメチールに似た強い匂いがする。材は良質、肌目は緻密で美しい。漆器木地、柄、三味線のさお、家具などに使用される。
53.ほおのき モクレン科
落葉高木。材は木目が良く通り緻密。建具類、漆器木地、箱類、盆など多くのものに使用される。
54.やちだも モクセイ科
落葉高木。材は内部造作、種々の運動具、家具類、合板、機械、楽器などに使用される。
55.きり コマノハグサ科
落葉高木。材は柔らかく軽いのでゲタ、家具などに広く使用される。
56.すぎ スギ科
常緑高木。材はふつう赤味を帯びている。建築、建具、電柱、車輌、家具、器具などに多く使用される。
57.とちのき トチノキ科
落葉高木。材はときに波状杢、ちじみ杢、班杢が現れて美しい。家具、器具、楽器などに使用される。
58.こうやまき コウヤマキ科
常緑高木。材は水湿によく耐えるので、風呂桶として喜ばれる。
59.つげ ツゲ科
常緑低木。材はクシ、ソロバン玉、将棋の駒、印鑑などに使われる。
60.せん(ハリギリ) ウコギ科
落葉高木。材は合板、建築、家具類、諸器具、運動具、楽器などに使用される。
61.くすのき クスノキ科
常緑高木。材は欄間、床柱、洋家具、仏壇、楽器など広い用途に使用される。
62.けやき ニレ科
落葉高木。材は昔から社寺などの大建築によく用いられる。盆、漆器木地、器具の柄、家具類など多種多様に使用される。
63.さわぐるみ クルミ科
落葉高木。材はゲタ、マッチの軸木、器具、家具などに使用する。
64.にれ(ハルニレ) ニレ科
落葉高木。盆、椀、こま、枕木、器具の柄、家具などに使用される。
65.とねりこ モクセイ科
落葉高木。材は野球のバット、ラケットの枠、スキー、洋傘の柄、ステッキなどに使用される。
66.かや イチイ科
常緑高木。材は碁盤、将棋盤として尊ばれ、また風呂桶として使用される。
67.かつら カツラ科
常緑高木。材は碁盤、将棋盤として使用され、また器具類にも使用される。
68.ひのき ヒノキ科
常緑高木。木目も美しく、香りも良いため建具、器具としてもよく使用される。
69.あせび ツツジ科
常緑低木。材は床柱や道具の柄などに使用される。
70.かき カキノキ科
落葉高木。材は堅く家具、器具材、楽器に使用する。
71.ぶな ブナ科
落葉高木。材は堅く耐久性に乏しい。家具、器具、合板に使用される。
72.さるすべり ミソハギ科
落葉高木。樹皮が赤褐色でつるつるしているため床柱などに使われる。
73.りょうぶ リョウブ科
落葉小高木。材は皮付きのまま床柱にする。このほかに盆、茶器、筆立てなどに用いる。
74.やなぎ(ねこやなぎ) ヤナギ科
落葉低木。材は器具、土木用材、ゲタ、マキなどに使用する。