むかしむかしの写真(笑)

小嶋 護

KOJIMA Mamoru

きぷらす工房 代表

名古屋工業大学第二部に在学中からプラズマ・核融合の研究所にエンジニアとして勤務。最近(2022年)、10数年前に見学した米国LLNL(ローレンス・リバモア国立研究所)のNIF(National Ignition Facility,国立点火施設)で行われたレーザー核融合実験で歴史的成果をあげたとのニュースに触れ、遠い昔を懐かしく思い出しました。

2014年に研究所を早期退職、それまで10年近く週末米作りでご縁のあった岐阜県八百津町の廃校になった小学校に木工房を開設。以来九州から北海道まで様々なご縁をいただき「モノづくりを通して、一人でも多くの人を笑顔にしたい」と依頼者と一緒に多くのアイデア・デザインをカタチにしてきました。

私の祖父は大工の棟梁で多くの家屋を建てたそうですが、大規模な名古屋空襲の前に家一軒分の木材を地下に埋め、戦後にそれを掘り出して自宅を建てたと聞いています。

父はその血を引いているためか、ものづくりが好きで小学生!のころに見よう見まねでバイオリンを製作したらしいのですが、その弓の弦は近くの日本通運にいた馬のしっぽを切って作ったとのこと💦
この話には落ちがあって、戦時中に金属やぜいたく品が没収されることがあり、父の作ったバイオリンも持っていかれたと残念がっていたのが妙におかしかったことを覚えています。
そんな自分も同じDNAを引き継いでいるためか、今こうしてモノづくりをしているに違いありません。血は争えないとは本当によく言ったものです。

ここまで読んでくださったのも何かのご縁ということで、またどこかでつながることができれば嬉しいです😊