国立科学博物館 初探訪

上野にある東京国立博物館は何度か訪れたことがあったのですが、すぐ近くにある国立科学博物館には行ったことがなかったので、今回初めて訪れてきました。

歴史を感じさせる日本館と新しい地球館があり、地上に見える建物からは想像できないくらい、広いスペースに変化のある展示がされていました。多岐にわたる展示をしっかり見たければ、1日でも足りないくらい盛り沢山です。

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世界一重い木と言われているリグナムバイタ(左)と世界一軽い木といわれているバルサ(右)

植物や樹木に関する展示もいろいろありましたので、少しだけ紹介しておきます。
実際に手で持ち上げて感覚的に木の重さの違いが分かる展示では、試された皆さんは、その違いにびっくりされていました。

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樹齢255年の天然秋田杉の輪切り展示

また、天然秋田杉を輪切りにしたものが、その大きさが理解できるように立体的に展示されているのにはちょっと驚きました。秋田県の国有林から、樹齢255年生、胸高直径138cm、樹高 49mの杉を切り出し、輪切りにして樹木の大きさを実感できるように工夫されています。しかし、天井の高さ制限があるので、輪切りにせざるをえなかったわけですが、できれば吹き抜けにして、そのまま展示した方が、もっとインパクトがあって良かったのにと、立派な木だけに残念に思いました。